腹部大動脈瘤とは?

腹部大動脈瘤は、最深部に痛みや拍動感を自覚する場合があります。しかしほとんどの場合は自覚がありません。たまに触診によって腹部の腫瘤によって発見されることがあります。

腹部大動脈瘤について

症状

腹部大動脈瘤は、最深部に痛みや拍動感を自覚する場合があります。しかしほとんどの場合は自覚がありません。たまに触診によって腹部の腫瘤によって発見されることがあります。

動脈瘤が大きくなり周囲の神経を圧迫すると、腹部の痛みなどで自覚症状がでてきます。動脈瘤が破裂すると急速なショック状態となり死に至ります。

特に男性で、50〜80歳にかけての発症率が最も高く、高血圧で喫煙者に多く見られます。また家族歴による遺伝的な影響が発症の原因とも指摘されています。

動脈瘤イメージ

診断

定期健康診断などの超音波検査やX線撮影時にたまたま発見されることがあります。詳細な検査は超音波検査で定期的に3〜6ヶ月おきに動脈瘤の大きさの進行具合を把握する必要があります。さらに腹部の造影CT検査で、動脈瘤の大きさや形状を把握することで治療方法を検討することができます。

治療

腹部大動脈瘤の治療は、瘤の大きさが50mm以上の場合に手術をします。しかし50mm未満の場合は破裂の危険性がほとんどないため降圧剤により血圧を下げることで処置します。

手術の場合は、開腹手術が主で腹部正中切開と後腹膜の2つのアプローチがあり、腹部正中切開は腹膜切開し、後腹膜は腹膜切開しないで手術します。いずれも大動脈を遮断し病変部を切除した上で人工血管に置換します。

手術時間は3時間程度、入院期間は2〜3週間程度ですが、ステント移植の場合は期間が短くなります。

この腹部大動脈瘤の手術は比較的成功率が高く、高齢者でも比較的安全なレベルにあります。術後の合併症で肺炎や腸閉塞などの症状が発症する場合がありますが頻度は低い状況です。

ただし、他の脳梗塞、心筋梗塞、あるいは腎臓障害などの症状がある場合は危険性が高くなります。

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